タニシの煮こみ

気になることを煮こんでます。

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決めました

6年間連れ添ったプントを手放すことにした。

このブログを書くきっかけになったクルマであり、使い勝手は抜群、
運転していても本当に楽しい我が家にとってのスーパー・ファミリーカーだった。

プントにまつわるあれこれは、数えだしたらキリがない。
何よりこのクルマのおかげでたくさんの友達ができたこと。
運転の楽しさを改めて教えてくれたこと。
1台のクルマで自分の世界がこうも広がるなんて、考えたこともなかった。

そんなに気に入ったクルマであるだけに、本来なら直してもっと乗ってやるべきなんだが、
「マニュアルトランスミッション」&「あとちょっとのパワー」
この2つがどうしても欲しいのと、高額な修理費用との兼ね合いで乗り換えを決めた。

今週の東京は鬱陶しい雨天続き。そんな中、自分の手で元から付いていた部品に
戻してやったり、できるだけキレイにしてやった。
そうして昨日プントは買取業者の積載車によって引き取られて行った。

寂しい気持ちが無いといえば嘘になる。けれど、充分すぎる楽しみをくれたプントに対して
ありがとうという感謝の気持ちと、妙にすがすがしい気持ちとが同居している。



さて・・・(切りかえしも早く)・・・次のクルマも決まりました。

プジョー306です。'99年式のXSi。もちろん5ドアのMTです。

深谷のあのお店に相談する前にネットで見つけてしまい、実車を見に行って即決。
多少冷静さを欠いていたかもしれないけれど、あそこで態度を保留して後悔したくなかった。

実は今日、納車を予定していたのだが、仕事やその他諸々の事情で来週にずれ込むことに・・・
・・・がっくり。

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ああプント

ハイ終了~。
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・・・以上で本日のブログを終わります(泣)。




久しぶりのフリーな休日、家族と遊ぼうと自宅から30分ほど離れた公園に向かう。
公園に隣接するショッピングセンターの、立体駐車場のスロープを登り始めたとき、突然登坂力がゼロに・・・。
ハザードを点け、エンジンをいったん切り、再度発進しようとするも、むなしく逆走するのみ・・・。

懸念していたとおり、デフなどのミッション周りがついに音を上げた。



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この、路面パターンが変わったところで止まってしまった。
後ろからクルマは続いていたが、幸いにも車間距離を空けておいてくれたおかげで追突することもなく、しかもスロープは車2台分ラクに通れる幅があったためにその場から数メートルバックして、コーナーのスペースに停車させる。



家族は一旦ここで降ろして公園に行かせる。「すまん!帰りは電車だ!」ってね。
JAFに連絡して牽引フックを取り付け、警備員さんと談笑すること約30分。



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JAF隊員さんが到着、このまま牽引してもらう。
JAFにお世話になるのは人生で2度目。
ちなみに1回目は熊本県の山の中でレンタカーのキー閉じ込みをやったとき(笑)。



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駐車場を降りて、別の隊員さんが運転してきたローダーに載せてもらう。

ガラガラガラという駆動音に隊員さん思わず「いい~音してますねえ(笑)」
ワタシ「ええ、これでもノンスリ入れてないんですけど」



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お世話になってるディーラー系工場ではなく、いったん自宅に戻してもらった。
工場に持って行くなら後日でもいいし、またJAFにお願いすれば無料だし。
別に焦ることもないので修理して乗るか、別のに乗り換えるか、これからじっくり考えようと思う。



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で、まだ陽が高かったので僕は電車で再び公園に向かい、秋の穏やかな休日を満喫した。



昨日書いた記事のバチが当たったか?
いやいや、予想されていたトラブルだし、事故もなく、被害は最小限だったのでこれはこれでラッキーだったと捉えるほうが健康的だ。
ま、先週の日曜日にこれが起こってたら間違いなくバチだと思ったかもしれないけど。


下り、登り、いずれにしろ「坂に呪われてるな(笑)」とはゾーゾーちゃんの弁。
おーい山田君、あったかマフラー全部持ってって!


ここまで6年、総走行距離6万キロ弱。
サーキットを走ったことで寿命を縮めてしまったのは確かなようだ。


一ネタ去ってまた一ネタ。
果たしてタニシ号に第二章はあるのか?

NAVI

ようやく少し時間ができそう。
半年間にわたる奥多摩の仕事のおかげで、関係各所に待ってもらっていた業務をあれこれ片付けてたら、ブログを書く余裕がなくなってしまったのだった。これでやっと作業部屋も片付けられる・・・。と思う。

さて、一冊の雑誌が我が家に送られてきた。
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明日(5/26)発売の『NAVI 7月号』(二玄社)である。表紙がカッコイイ!
ちなみに新しいロゴは、あのKEN OKUYAMAデザインによるのだそうだ。

実は先日のフィアットフェスタに参加したとき『NAVI』のスタッフさんから取材を受け、その際サンプルを希望したら、約束通り送ってきてくれたというわけである。
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うはは、なんとも照れくさい。
この、ホワイトボードに書く文では、メチャクチャ悩んだ。結局書いた言葉は
「ときどき現実離れ」。・・・うーん、もう少し頭の回転を早くするトレーニングを積もう。
いや、考えすぎたから失敗したんだな。うん。

『NAVI』はクルマ雑誌ではあるけど、ハード面だけでなくソフト面も取り上げる雑誌で、しかもあまり堅苦しくないスタンスで非常に好感を持っていた。しかし、やたらとオシャレなブランドアパレルとのタイアップ広告が多くなり、それに辟易していつしか読まなくなってしまった。最近はそういったタイアップ広告も、完全に無くなったわけではないにしろ、だいぶ少なくなってきているようだ。
長く780円を維持していた価格が、今年に入って900~980円に値上げしている。是非とも踏ん張って欲しい。僕も保存用に購入しよう。

大好きなえのきどいちろう氏の連載『ジドウシャ巷談 是々非々』(206ページ)では、清志郎の訃報についてふれられている。この文章が本当に素晴らしい。
このコラムが載る号に僕も掲載されたことが光栄だし、嬉しい。

プントに乗ってなかったら、『NAVI』に載ることなんてなかっただろう。
クルマって、人生って、面白い。


以下、写真追加 ----

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友人のitamonoさん撮影による、取材時のようす。


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こちらも友人のいなちょす撮影による「めっちゃ笑顔(©いなちょす)」のワタシ。
横で腕組みして話に聞き入っているのは某tktk氏。

FIAT FESTA 2009 思い出のアルバム

おかげさまで5月1日午後11時現在、1日の閲覧者が初めて延べ100人を超えました。ハハハ・・・
ま、マイペースでいかないとアンダー出ちゃってコースアウトするんで。多角形コーナーリングで
ちまちまといかせていただきます。

では、フィアットフェスタで撮った画像をぱらぱらと掲載していきます。

まずは・・・いなちょす!イカすCD-R、届きました。まさかこの速さで、しかも郵送してくれるとは!
カバーフォトに使わせていただきます。
↓のように文字入れて早速DPE店に持ち込んでプリントしてもらってきました。
本当にどうもありがとう!

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画像提供:いなちょす
これは最終コーナー1個手前の9コーナー。僕がこのラインを走ってるってことは・・・これは午前中のタイムアタック1回目。NEW PANDA 100HPのドライバーさんは超ベテランの方でしたが、「このエンジンは・・・ダメだ」と嘆いておられるのが印象的でした。速く走らせるには、軽量化が前提、ということでしょうか。


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フェスタアタックDクラスのプントHGT2台。
手前の白HGTは知る人ぞ知るスペシャルなプント。
奥のオレンジHGTはPictonPlaceさん号。
いやー、それにしてもHGTに5ドアがあれば!と思うのは私だけでしょうか。


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主催者代表の駆るパンダレースカー。音量規制が心配になるくらい、イイ音で走ります。


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今年はマッシモGT選手権が帰ってきました。パドックがぐっと華やかに、そして男気あふれる空気に包まれます(笑)。


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全身カーボン柄とか。ホレます。


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世界が出来上がっております。


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一方、こんなクルマ(Fiat850クーペ)や


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こんなクルマ(アウトビアンキA112)、


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こんなクルマも一緒に走るところがこのイベントの魅力。


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'60年代のミニバン(?)、オールドムルティプラでサーキット、素敵です。


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アルファは数こそ少ないものの、排気音含め存在感あります。
後ろのオレンジHGTは・・・


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やはりPictonPlace号でした。エントリーリストには某お笑い芸人の名前で出てましたが、果たして「そんなの関係ねぇ!」とばかりに納得のいく成績を残せたのでしょうか。


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出ました。只者ならぬオーラを放つダークカラーのクーペフィアットは、いそちゅうさんのマシン。
連覇こそなりませんでしたが、今回も見事に表彰台を手中に収めています。


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いつも会場で熱い視線を集めるX1/9。文句なしにカッコイイです。


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さて、コースを離れBパレットに移動すると、グランデプント・アバルトやアバルト500アセットコルサの限定車が展示されてました。


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うーん、コイツでワンメイクレースとか・・・分不相応だけど・・・楽しそうだな。


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マンボウ?
どうせなら空き時間にでも走りを披露してもらいたかった。


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駐車場もほぼイタリア車でいっぱい。そういやこの駐車スペースまで上がったのは、今年が初めてかも。いつも、最下層をウロウロしてるもんで・・・。


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カワイイねー、500。でも5ドアが・・・(くどい)。


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みんなオシャレ~に乗りこなしてます。


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給排気系換えたら、是非コース走りましょう!


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‘オリジナル’の味。


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撮らずにおれないSZ。(RZ?確認忘れ)
後ろは155(個人的には数年前から一番気になってる)。


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イタリア車じゃなくってももちろんいいわけで。
なんというか、この2CVは室町時代の焼物のような味わい(よく知らないクセに)があって素晴らしい。


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X1/9にロードバイク。オーナーの趣味全開。人生はなんのためにあるか、を知ってそうだ。
目立つがゆえに、自転車もそれなりのモノじゃないと・・・となりそうだけど。


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ムルティプラのお尻(略称:ムル尻)。マニアには堪えられません。


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ああ、お慕い申しております、124ラリー様!
こたびはその華麗な走りをお見せいただけないのですね・・・。


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これまた派手なクルマがお目見え。アルファロメオ8Cコンペティツォーネ。


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フクザツなカーブだ・・・。


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これは・・・買いだな。ミニカーを。


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これはエントラントに配られるランチ。おいしかったです。ご馳走さま。


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息子による撮影。残念!後ピントだよ。
この・・・ミニ四駆という子供のオモチャに終始振り回されっぱなしでした。
ま、自分もラジコンで遊んだりしたので偉そうなことは言えませんが・・・。
来年はオモチャ自粛で望みたいと思います(苦笑)。


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さて、クライマックスを盛り上げるのはやっぱりA112+パンダカップレースですよ。


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予選もトップ、決勝でも抜きん出た速さのあのパンダです。


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2位以下をどんどん突き放します。


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・・・とここでいきなり登場の某氏。
うずいちゃってるんでしょう、きっと。


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ナマチューヤマ選手の駆るA112。絵になってます。


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おなじみのセイチェント トロフェオ。


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トゥルッコのメカさんのA112。


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丁々発止を演じて会場を大いに湧かせた3台。が!このあと2台が絡むアクシデントに発展。


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赤旗中断の後、再スタート。
頬杖ついて眺める男。何を想う?
結局レースはトゥルッコ代表のパンダが先行逃げ切りで優勝。


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手前味噌ですみません。いい記念になりました。


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Cクラスの優勝賞品。フィアットフェスタオリジナルTシャツ(背面にカルロ・アバルトのイラスト入り)に、派手めな海水パンツ、イタリアンなベルト、007のジャガーのミニカーにプントのミニカー、OMPのマウスパッド、O.Z.のBOXティッシュ、そしてゴールドメダル。ありがたいものです。


画像は以上です。不都合あれば本ページ左側にあるメールアドレスまでご連絡お願いします。

折しもこのエントリを書いてる間に日付が変わって、36歳になりました。

また来年、さらなる高みに向けて。

FIAT FESTA 2009 ~我が闘走

昨日のフィアットフェスタについて書く。今回はテキストを中心にして、画像の多くは後で掲載する。

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1年に1度、日本中からイタリア車ファンが集まるこのイベント。
コンパクトな「INAサーキット」に、腕を競ってコースを走る者、ショップテントやフリーマーケットをのぞいて楽しむ人、同車種オーナーならではの会話など、その目的、楽しみ方は様々。

しかし、サーキット出走組のこのイベントに賭ける意気込みは、「走る者」と「それ以外の者」の2つに分けてもいいと言っても過言ではないくらいに歴然としている。誤解のないように言うと、走らなくてもそれはそれで正しいイベントの楽しみ方である。

ただ、筆者の場合は「走らない」のを前提でイベントに行くことは、考えられない。きっとすぐに手持ち無沙汰になり、ムズムズしだし、早々に下道を帰ることになるだろう。
ここを走ることで得られる一種の陶酔感、気持ちよさは会場周辺の風光明媚な環境とも相まって、特別である。一旦その味を知ってしまった「オイルジャンキー」たちが今年も集結、派手なカラーリングが施されたボディはうららかな陽光を浴びて、いっそう宝石のように輝いている。

朝4:00、このイベントを楽しみにしている息子を連れ、自宅を出発。
夜明けとともに西へ移動する車窓からの風景が、気分を高揚させる。まだ白い富士山、蛍光グリーンの若葉、淡いピンクの山桜に、まぶしいコントラストを投げかける空の青さ。トンネルに入ればオレンジの人口光による点滅で非日常感を作り出す(いくらなんでも大げさ)。

途中PAで朝食を摂り、狙い通り7:00のゲートオープン直前に会場に到着。

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知った顔への挨拶もほどほどに、準備を始める。今回は初めから助手席を取り外して軽量化。

息子をコースが見渡せるデッキに連れて行く。万が一、パドックで事故でも起こしたら大変である。
自分が戻るまでここを動かないように言い聞かせる。

1回目の走行はコースとクルマのチェックを兼ねた慣熟走行。
今年はINラップOUTラップ含めて6~7周は走れただろうか。
昨年の実質1周と比べると、じっくり走れて好感触である。

さて、今回筆者がエントリーしたのはフェスタアタックCクラス。
フェスタアタックは大まかな排気量別に分別される。
同じCクラスを見渡すと・・・


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隣には、FIAT RUNに以前参加していただいことのあるNKさんのプントHLX。
イベント初参加でコース初出走、しかも小さなかわいいお子さん2人と奥様、満載した荷物とともに颯爽と現れたツワモノである。久々にHLXが走ってくれて嬉しい!


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アウトビアンキY10を駆る万歳さん。後で知ったのだが、昨年筆者に敗れたことに闘志を燃やしてこられたとか。とても光栄である。20年、19万kmもの距離を走った個体であれだけの走りができるのは見事というほかない。


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そして今回、あわよくばタイムで上回りたいと思ったNEW PANDA100HP(左)とグランデプント。
オートマ80馬力のELXは、95馬力のグランデプントと100馬力のNEW PANDAにどれだけ対抗できるのか。

その他にプント1が1台、プント2が1台、NEW500が1台の顔ぶれ。筆者を含めて8台である。

慣熟走行が終わると、itamonoさん親子、ペン太弐号さんと相方さん、いなちょすさんなどの知り合いが顔を出してくれる。楽しく談笑を・・・思っていたのだが、先ほどフリーマーケットで安値で購入した「ミニ四駆」を作ってくれと息子にせがまれ、なぜかサーキットで工作をする羽目になる、ダメ親父であった。

と、ここでこの日のキーマン登場。
二日酔いと寝不足、そして東京からバイクに乗っていい~感じにオラオラ状態のたけたけ氏である。
たけたけ氏は知る人ぞ知る、プントスーパーラップ(プントによるワンメイクのタイムアタック競技。フィアットフェスタの枠を借りて開催。通称:PSL)の発起人にして放棄人(!)であり、かつてはJAFの公式戦にも参戦経験を持つ。
PSL解散後は4輪から2輪にスイッチ、モータースポーツから遠ざかっていたようだが、昨年からカートチームを立ち上げて筆者も含めかつてのPSLメンバーでお手軽なレースを楽しんでいる。
一方ではフルートなどの楽器演奏、映像、コンピューター、など幅広い趣味と仕事を両立している謎な人物である。最近は酒の量が多いことを自他ともに認めている。

PSL以来、久しぶりに伊那に来た彼のひとこと
「やっぱ、落ち着くなぁ。」に、思わずニヤリ。

一呼吸ついてから、筆者のクルマの周りをウロウロしだす。落ち着く場のハズなのに、落ち着かないらしい。
指示されるがままに工具を渡すと、ホイールナットの増し締め、タイヤの空気圧などの調整をしてくれる。
たけたけ氏の中のスイッチが入ったらしい。
過去、あれだけ走って頭に叩き込んだであろう伊那のコースの攻略法をもとに、筆者ばかりでなく同じクラスのドライバーにもアドバイスを始める。

11時過ぎ、タイムアタック1本目の時間がやってくる。
コースに入る前の緊張感が、また心地いい。

後ろのクルマに追いつかれることもなく、前のクルマに迫る感じで走りきる。手ごたえとしてはまあまあ。
ただ、インフィールドに入ったところの5コーナーで昨年スピンを喫した影響か、ラインもアクセルワークもちぐはぐな印象。

発表された筆者のベストタイムは57秒145。8台中、3番手である。しかし、トップのクルマとは約0.3秒差。
子供を連れて来ている以上、安全マージンを取り除く走りはできない。が、なんとかなりそうな微妙な差ではある。
午後の走行で勝負が決まる。

昼食までの間、再びミニ四駆を作っていると、近くにいたペン太さんが「すげえ。ホイールがちぎれてる・・・」。
「どこどこ?どのクルマ?」と視線の先を見ると・・・あれって「旦那」さんのランチア・デドラ!?
しかもたけたけ氏がなにか作業している!慌てて走り出す。
放送で「ホイールが脱落しましたねえ」という声は聞いていたのだが、まさか旦那さんのデドラだったとは!

旦那さんは無事なようでひと安心。タイムを出す前のアクシデントで無念そうだ。
左フロントのスポークが細めのホイールが、ハブの周りだけ残して見事に破断していた。

それにしても・・・ただの見学のハズなのに、呆然と観ているだけの周囲をよそに、いつの間にかメカニックを率先して引き受けているたけたけ氏。
「身体が先に反応しちゃうんだよねー」とは本人の言葉。たしかに落ち着いているようだ。
その後も自走で帰れるようにとフェンダー周りの板金作業を手伝っていた。

暑く感じられる日差しのもとでランチを平らげ、しばしまったりとした後の午後2時過ぎ。
いよいよタイムアタック2本目の時間である。

たけたけ氏に完全にクルマの調整・・・と言ってもできることは限られるのだが・・・を任せ、受けたアドバイスをもう一度頭の中で繰り返す。普段は整備も調整も全部自分でやるからそういうものだと思っていたが、こうしてプロドライバーさながらの境遇を体験させてもらうと、気持ちに余裕があればこうも違うものかと実感する。
たとえばスタート前、ゲートに並んでいるときに「OK!いってこい!」とルーフと叩かれるだけで、いつもより速く走れるような気になるのは、新鮮な驚きだった。

前車と一定の間隔をあけて、コースイン!

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画像提供:itamono氏


タイヤに熱が入るように、初っ端からペースを上げて走る。
ん?後輪が滑りやすい?でも、それほど恐怖感は感じない。課題の5コーナーもすんなりといける。
なるべく速度を落とさないよう、コーナーでは直線的に、時には大胆に縁石を超える。
最終コーナーで若干横滑りをするも、ひるむことなく2コーナーまでアクセル全開。

ああ~、楽しい!!思わず叫ぶ。

3周ほど重ねたころ、周回遅れをきっかけにして暫定トップと2位の2台が丁々発止を演じていて、まもなく2台に追いつく。
タイムの接近している者同士だが、レースではないので無理にパスしようとは思わない。タイムを狙うのならお互い一旦スペースを空けて仕切りなおしたほうがいいのだが、そんなのはもうお構いなしとばかりに、3台ともまるで子供のように無邪気にレース気分を味わう。

結局そのままチェッカーが降られる。コース脇でたけたけ氏がひとさし指を掲げているのがちらっと見えた。
「ん?ファイナルラップってこと?」などと間抜けな思いが一瞬よぎるも、まさか、まさか、と心の中で唱えながらパドックに戻る。

たけたけ氏が窓越しに言う。
「よくやったな!(クラス)1位だぞ。」

「・・・信じられない!」というのが正直な感想。
でも、確かに今までとは違う走りができたという自覚はあった。

続々と友人たちが祝福に来てくれる。ライバルともにこやかに握手を交わし、互いの健闘を讃えあう。

PSLで初めてサーキットを走ってからおよそ6年。初めて立つ表彰台の頂点。
ここをプントで走る人が減ってしまい、最盛期を知っているだけに寂しく思うときもあったが、続けてきて良かった、と思える瞬間だった。
なんせ初めて走ったときのタイムは1分11秒という不甲斐無い成績。このときの悔しさをバネに自分なりに頑張ってきた結果、と胸を張って言える。
と同時に「セオリーどおりにやっただけ」と謙遜する、たけたけ氏の的確なサポートのおかげでもある。ちなみにリアタイヤの空気圧は、かなり高めに設定されていた。滑るわけである。

今回の目標も達成でき、過去のベストタイムも更新(56秒523)でき、1年間ことあるごとに「おとうさん、今度は優勝してね。」とプレッシャーを与え続けてくれた息子への何よりのプレゼントにもなった。

シャンパンファイトならぬ「ウォータファイト」のときの一言インタビューでは喜びのあまりつまらないことをしゃべってしまったが、それもまた新たな修行のひとつ、か。

たけたけ氏をはじめ、一緒に走ったエントラント、応援してくれた知人・友人にこの場でもって御礼申し上げます。

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タニシ

Author:タニシ
40代/男/東京都在住
絵を描くこと/写真を撮ること/何か物をつくること/音楽を楽しむこと/映画を観ること/家族を愛すること

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