タニシの煮こみ

気になることを煮こんでます。

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ブログデザイン変更

ブログデザインを変更しました。
理由は・・・使わないプラグインを消したら、なぜか画面がまったく表示されなくなったため。
HTMLタグを読んでもどこが原因なのかを探る技術がないため、元に戻すのを諦めました(笑)。

少しは目にやさしくなったでしょうか?
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退化する覚悟

週末になり、いったん自分の仕事が落ち着いたので今日は家族と一緒に池袋へ買い物に出かけた。
地震の起きる前から自宅兼作業場と取引先とをクルマで行ったり来たりの日々が続いていたので、街を歩いていていくつか気になることがあり、軽く浦島太郎気分になる。

まず、鉄道。
最寄の駅から池袋に向かう私鉄が、日曜日のお昼前の各駅停車だと言うのに、満員すし詰め状態で驚く。
しかも、車内の電気が節電のために消灯している。
駅構内のエスカレーターは止まっているものが多い。

次に、繁華街。
思ったよりも人手は多いが、休んでいる店舗も多い。
家電量販店のテレビ売り場では、テレビの画面が消えているものが多かった。
それから、個々の商品の売り場によくある、宣伝用の小さなモニターなども「節電のため」停止しているものが目立つ。
東急ハンズの中やサンシャインに通じるエスカレーターは動いていたが、動く歩道は止まっていた。
さらに、サンシャインの通路も、照明がところどころ消えて暗く感じる。
これらを見てハッとなった。

「そうだよ、これでいいんだよ。」

目からウロコが出る思いだった。
それは、10代の頃ヨーロッパに行ったときに感じたのと同じものだった。
その頃自分は日本の街の不自然かつ品のないきらびやかさに、特に強い嫌悪感を抱いていた時期でもあった。
※余談だけど、ドンキ・ホーテという店への嫌悪感は現在進行形である。

被災された方には本当に失礼だけど、やっぱり今回の大震災は便利さを追求するあまりいびつな社会構造というバベルの塔を作ってしまった人間への「なにやってんだ ふざけんじゃねえ 目を覚ましな」という地球からのメッセージなんじゃないか、と思う。

人間がこの星で豊かに暮らしていくために、何が必要で何が不要か。

大災害のときにつながらないケータイは必要か?
自律神経を鈍らせる「空調=エアコン」は必要か?
少ない鉱石資源と多くのエネルギーを費やして作られるハイブリッドカーは必要か?
365日24時間食品を凍らせておく冷凍庫は必要か?
流通がすべてのコンビニは必要か?

言うまでもなく、昔の人はこれらが無くても豊かな暮らしをしていた。
根拠はないけど現代の人間だって、その気になれば相当不便な生活でもやっていける筈。
いや。原発の恐ろしさを改めて知った今、これまでの生活に戻すのではなく、前向きな「退化」を模索すべきではないだろうか。その覚悟が、これから問われるのかもしれない。

「割り切った考え」で国を汚して「個人的に謝罪」

ニュースサイトを見ていて、我が目を疑うような記事が。


原発設計「想定悪かった」原子力安全委員長〈←クリックするとYOMIURI ONLINEのページが開きます〉

『 政府の原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は22日の参院予算委員会で、東日本巨大地震による東京電力福島第一原子力発電所の事故に関し、「(原発設計の)想定が悪かった。想定について世界的に見直しがなされなければならない。原子力を推進してきた者の一人として、個人的には謝罪する気持ちはある」と述べ、陳謝した。

 社民党の福島瑞穂氏の質問に答えた。

 班目氏は2007年2月の中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)運転差し止め訴訟の静岡地裁での証人尋問で、非常用発電機や制御棒など重要機器が複数同時に機能喪失することまで想定していない理由を問われ、「割り切った考え。すべてを考慮すると設計ができなくなる」と述べていた。福島氏はこの証言を取り上げ、「割り切った結果が今回の事故につながった」として謝罪を求めた。

 班目氏は「割り切り方が正しくなかったということも十分反省している。原子力安全委員会は原子力安全、規制行政に意見を言う所だが、抜本的な見直しがなされなければならないと感じている」と語った。

 これに関連し、菅首相は22日、首相官邸に班目氏や経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長ら関係機関のトップを呼び、連携を密にするよう指示した。

 班目氏は首相と会談後、記者団に「(首相から)もっと連携を良くしろ、と怒られた」と語った。首相周辺は「事故対応の役割分担についてすり合わせをした」としている。
(2011年3月22日20時26分 読売新聞)  』


このような無責任にもほどがある答弁をする人間が、原子力安全委員長だという。笑うに笑えない。
今、マスコミに踊る放射線量の数値、海水の放射性物質の数値をどうやって信じればいいのだろう。
放射能汚染はその事故を起こした国だけの問題ではない。謝罪などいいから、一刻も早く国内の全ての原発を徹底管理のもとで停止するよう働きかけてもらいたい。

最後に、原発に関心ある人もそうでない人も、1度だけでじゅうぶんですので、下記のリンク先の文章を時間があるときにじっくり読んでください。平井憲夫さんという、数々の原発工事に携わった技能士の方のわかりやすい談話です。おそらく1995~1996年頃に書かれたものだと思われますが、今の原発事故の状況とピタリと符号します。

原発がどんなものか知ってほしい」〈別ウィンドウで開きます〉

この文章で何を感じるか、どう考えるかはもちろん個人の自由。ただ、僕は単純にこう思う。

原発ある限り東北の真の復興はあり得ない、と。

長生きしてえな

地震から10日経った。
激しい揺れは東北~関東の太平洋側沿岸500kmにもわたり大津波をもたらし、東日本を中心に物理的に、そして人々の心にも大きなゆがみを作った。

死者・行方不明者の数を合わせると2万人以上、今も避難している人の数30万人以上。この数字だけでもまともに受け止めることは難しいが、福島第一原発ではいまでも放射能漏れが続き、自衛隊、消防隊、レスキュー隊などの人々が命を賭して日夜作業にあたっている。

言うまでもなく地震と津波は自然災害である。だから仕方がないというわけではないが、原子力発電所は人間が作ったものである。ついにゴジラが目を覚ました。人間は、自分たちで育てたゴジラの息の根をいま必死で止めようとしている・・・




私の知り合いで地震の影響があったと思われる地域の人は、みな無事でいてくれた。
そして、いまこの瞬間にも自分の家族と温かい食事を囲むことができる幸せを感謝せずにいられない。
地震前と同じ生活が送れることがどんなにありがたいことか。
ほぼ毎日1回感じる余震におびえながらも、そこそこ忙しく仕事を続けている。

運よく地震前日にクルマを満タンにしておいたおかげで給油の行列に並ぶ必要もなく、主に仕事のときだけ燃費走行を心がけ、空いた都内を走っている。

畑は、原発事故で放射能漏れが観測された直後にカミさんの進言により、収穫どきだったホウレン草を全て刈り取り、大根は収穫はまだ先だったが(一応、放射能汚染を避けるため)全て抜き取って食べることにした。

一昨年から家族でキャンプを始めたというだけで、非常時の装備にもなんとなく安心感がある。だから、焦って買いだめすることもない。




今回の地震でたまたま被害のなかった我々は、今後、地震や津波による被害をいかに抑えられるかを真剣に考えなくてはいけない。首都機能の一極集中から分散化へ、ライフラインの抜本的見直し、情報インフラの最適化、そしてもちろんその中には第2第3のゴジラを目覚めさせないための原発に頼らない電力供給と過度な電力消費対策も含まれる。

清志郎は、20年以上も前に以下の作品を作った。
Love Me Tenderにこんな歌詞を乗せられるのは彼ならではの皮肉と愛情であり、また偉業だと、今日になって改めて思う。
「長生きしてえな」と唄う彼がこの世を去ってもうすぐ2年。あの世で清志郎はどんな歌を唄っているだろうか。

我が家は無事です

家族も家屋も大丈夫です。
五反田で仕事を終えて、帰るところでした。
クルマで行っていて助かりました。

被災地の方の無事をお祈りします。

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Author:タニシ
40代/男/東京都在住
絵を描くこと/写真を撮ること/何か物をつくること/音楽を楽しむこと/映画を観ること/家族を愛すること

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