タニシの煮こみ

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音ノ降ル夜 ~石坂亥士&梅津和時ライブ

もう一週間前の話になってしまうけれど、とても嬉しい音楽体験をしたので書いてみたい。
正確な日にちはFIATRUN前日の12月1日。場所は群馬県太田市にある『茶房・白木蓮』という喫茶店。
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オープンしたばかりのこのお店は、オーナーの強い思い入れにより古民家をセンス良く改装してあり(写真ではわかりづらいけど、客席に囲炉裏もある)、とても居心地のいい空間となっている。
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オーナーはエンスージャスト?
ガレージには渋いアストンマーチンやスーパーセヴンが大切に置かれていたり…。
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近くを通ることがあったら、是非また立ち寄ることにしよう。


で、こけら落とし公演の記念すべき第1弾に選ばれたのが、石坂亥士さん(いしざかがいし;かぐら太鼓、銅鑼、ジェンベ)と、梅津和時さん(うめづかずとき;サックス、クラリネット他)という2人によるセッションライブ。

石坂さんは実は僕の姉の友人で(余談だけど姉はこの公演のフライヤーをデザインした)、過去に僕の住んでいた奥多摩の家のエアコン取付けなどをお願いしたことも・・・(笑)。
石坂さんが太鼓をやっているというのはかなり前から知ってはいたけど、きちんと木戸銭を払って聴くのは実は今回が初めてだったりする。
でも、NHKの昼の番組で子供向けの太鼓のワークショップを開いている様子を偶然拝見したり、地元の神社の神楽奏者になられたなどのご活躍を聞くにつれ、強い興味が湧いていったのだった。

梅津さんは説明の必要もないほど世界的に著名なサックス/クラリネット奏者であり、忌野清志郎率いるRCサクセションを始め様々なジャンル、多彩なアーティストと現在も精力的に演奏を続けている方である。
今回のセッションは石坂さんが梅津さんにオファーする形で実現したそうだが、果たして太鼓とサックス!?一体どんな音になるのか?と本当に待ち遠しくて仕方なかった。



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演奏前に振る舞われた、お菓子とお茶。可愛らしい柿の和菓子をチョイス。見た目で決めてしまったのだけど、僕は実は柿が苦手(笑)。でも、このお菓子は美味しくいただく。



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天井を見上げると、太さが4~50cmもありそうな立派な梁が渡してある。その梁にすだれ?のようなものが被せてあり、これのおかげか音響のほうは散らずこもらず意外に良かった。




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石坂さんの使用する打楽器。手前の大きな神楽太鼓以外は、リサイクル品?などを用いた手作りの物が多いらしい。どれも温かみのあるいい音であった。



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こちらは梅津さんの管楽器。アルト及びソプラノサックス、バスクラリネット及びクラリネット。一見したところ、どれも年季が入っている。


会場の座敷を客が埋め尽くすころ、姉家族もようやく到着してまもなく演奏が始まった。
まずは石坂さんがジェンベ(アフリカの太鼓の一種?)を素手で打ち鳴らして玄関より入ってくる。この家(店)がいい神に守れるようにとの願いを込めてのことだ。それまで会場の温められた空気によって眠気に襲われていた僕は、ジェンベの勢いある音で一気に目が覚めた。

続けての神楽太鼓の音は、深い地響きのような音もあれば、後日石坂さんのCDの音を聴いた息子の言葉によると、「雨の音」や「コーヒーを淹れる音(笑)」などもあり、僕が想像していた以上にバラエティに富んだ音色が飛び出してきて驚いた。


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神楽太鼓を一心に叩き続ける石坂さん。演奏中に撮影してすみません・・・しかも無許可で。



およそ30分ほどの太鼓の熱奏のあと、梅津さんのソロ演奏へと替わる。
華やかな演奏に・・・と思ったら、梅津さん、バスクラリネットで低めの単音をずーっと吹き続けて・・・ずーっと・・・ずーっと・・・息継ぎなしで。いや、実際には鼻から息を吸ってるんだけども音が途切れずに循環呼吸という特殊な方法で約10分間・・・。
「このお店が息の長いものとなるように!」との声で、会場がどっと笑う。

その後の演奏はさすがの一言。様々な引き出しを惜しげもなく披露して、あっという間に前半終了。

休憩時間には姉と「来て良かったねー」などと話し、甥っ子のハルと遊んだり、石坂さんと梅津さんのCDを購入。このCDには終演後お2人にサインしてもらった。


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後半はいよいよ2人でのセッション。
ほとんど即興だとは思うが、特に聴きづらいだとかそういったこともなく、魂と感性とサービス精神?がぶつかり絡み合う。それは時に客席の奥の方で泣く幼児の声とシンクロし、サックスの「ネックだけ」クラリネットの「マウスピースだけ」が表現手段となり、はたまた両者揃って頭をペチペチペチ・・・言葉ではあの場の臨場感は何十分の1も伝えきれないが・・・いやもう、熱い熱い。
自分も興奮して手拍子、スウィング、かけ声などがハズカシ気もなくほいほい出てきたりして。

あっという間に2時間半に及ぶ演奏が終了。たった2人であれだけのパフォーマンスというのは、今まで体験したことがない。僕にとって、正に音の宝物が降ったような夜であった。


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夕闇迫る頃、この木ではないが、近くの木に大きなフクロウがとまるのを見た。
レンズのピントを合わせたら飛んで行ってしまい、なんだか申し訳ないことをした・・・。



石坂亥士 Official Homepage 'Dragontone'
ブログに当時の画像あり!あとウチの甥っ子の姿も・・・(笑)


梅津和時ホームページ
「ウラ梅津」の掲示板には、あの人からの書き込みが!

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コメント

太田市丸山

親の家から徒歩圏内で、いつもうどん玉買いに行きます。
雉はたまに見ますがフクロウもいるのかー。
石坂さんは桐生の方なんですね。
親が桐生出身なのでそのうち拝聴する機会もあるかしらん。

hazumiさま>

そうでしたか、じゃあ是非このお店(場所が若干わかりにくい)と
石坂さんのライブをチェックして足を運んでみてください。

それにしても、うどん玉って響きは美味そうですね。

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40代/男/東京都在住
絵を描くこと/写真を撮ること/何か物をつくること/音楽を楽しむこと/映画を観ること/家族を愛すること

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